「品質保証?」と聞いて親しみのない方にも分かるように、
どのような仕事内容なのかについて、まとめてみました。
ものやサービスの製品品質に責任を持つこと!
品質保証?と品質管理?
品質保証?と品質管理?似たような名称で
両方とも設置されている企業もあれば、片方しか設置されていない企業もあると思いますが、
どのような違いがあるか簡単にまとめてみました。
1. 品質保証:社外的(出荷後の客先やユーザー元)の製品品質に対応
2. 品質管理:社内的(出荷前の社内工程内)の製品品質に対応
ただし、各社によって認識が異なる部分はあると思います。
ちなみに、私の勤務先では「品質保証のみ」の設置で社内的・社外的の両方の製品品質に
携わっています。
本ブログでは、「品質保証=社内的・社外的」の定義で進めていきます。
品質…保証?保障?補償?
「ほしょう」を漢字で書くと似たような意味合いで3種類ほどあるので、
どのような違いがあるか簡単にまとめてみました。
1. 保証:間違いがない、大丈夫であると認め、責任を持つこと。ポイント「責任」
2. 保障:ある状態が損なわれることのないように、保護すること。ポイント「保護」
3. 補償:損失を補って償うこと。ポイント「償い」
ものやサービスの「品質ほしょう」の意味としては1番の「品質保証」が該当します。
間違えないように注意しましょう。
品質保証の仕事内容とは?
では、品質保証の意味合いも分かってきたけど、仕事内容とは?
1番の要としては、
『ものやサービスの製品品質(機能上・性能上)に責任を持つこと』になります。
※製品品質とは?=製品が機能上・性能上問題なく本来あるべき姿
下記に示す「社内的対応」、「社外的対応」の内容にて、
製品品質(機能上・性能上)に問題ないことを出荷前後で責任を持つことになります。
1. 社内的対応
不良品が製作されないこと、不良品を出荷前に摘出する
製品が設計通り・仕様書通りに製作されているか
計量、計測、機能・性能確認等の出荷前検査にて製品が仕様を満たしているか
2. 社外的対応
客先やユーザー元で発生した不具合対応
製品の復旧対応
不具合対策の検討
まとめ
以上が品質保証の仕事内容の概要ですが、意味合いや内容を理解して、
自社の製品に対してお墨付きを出して出荷しましょう。
また、製品品質に問題があるものに関しては、事前に摘出して市場流出を防止しましょう。
そのような、判断ができる人・考え方を持っている人が適任だと考えますので、
品質保証の仕事については、理系や文系については大きく影響しないと思います。
以上、品質保証の仕事内容について、まとめてみました。
つづく
コメント