【やりがい?】品質保証初心者-4

品質保証初心者

「品質保証」の業務に初めて携わる方は、どのようなやりがいがあるのか?不安だと思いますので、簡単にまとめてみました。

原因を特定して復旧させる
予防保全による不具合数低下

このようなことに達成感を感じられ、興味があると品質保証業務のやりがいに繋がると思います。

「原因を特定して復旧させる」とは?

分かりやすく身近なもので言うと、お医者さんが病気やケガを治すのに似ている感覚です。
表に比較して並べてみました。

No医者品質保証
1問診不具合状況把握
2診察調査
3病気・ケガ発見不具合場所・原因特定
4手術修理
5完治復旧
6説明報告書

初めての方は「不具合品・壊れたものを直す。」、「動かなかったものが動くようになる。」といった内容でもやりがいを感じられると思います。
やはり、自分が手を加えたことで復旧すると嬉しいです。
経験者になってくると、論理的な考え方が重要になってきます。『【報告書の書き方】品質保証初心者-3』で紹介。
単純に壊れたものを直すのではなく、なぜ壊れたのか?と原因まで特定して復旧させることで再発防止にも繋がり、修理の内容も変わってきます。

「予防保全による不具合数低下」とは?

こちらは、『【考え方】品質保証初心者-2』の記事にご紹介した内容とリンクしますが、予防保全を行い良いサイクルを回せれば、不具合発生件数を低下することに繋がります。

また、数値として確認することができますので、「去年より今年」、「先月より今月」と不具合件数が低下してきたな~。っと実感があれば、予防保全の効果が表れている証拠になります。
さらに、予防保全に努めましょう。

まとめ

今回、紹介した内容はほんの一例です。
この2つ以外にもやりがいを感じられる瞬間はあると思います。

品質保証業務に携わる上で、全体の工程を一通り理解しており、製品に関する広く深い知識があるとベストです。
ただし、最初から広く深い知識はを持っている人はいないので、焦らずに徐々に知識・経験の範囲を広げていければ良いと思います。

つづく

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